ビールの樽を洗うのは大変なのです。
地ビールとクラフトビールの違いは何か?
年間製造数量が何キロリットル以上で地ビールあるいは
クラフトビールでなくなるのか?
はっきりさせたい今日この頃です。
今日は樽の話。
飲食店などでみかける生ビールの樽。
今ではほとんどがステンレス製で、チューブのパッキンさえ交換すれは、
ずーと使えそうな頑丈なものです。
空になると飲食店からメーカーに(大手の場合は酒販店経由などで)返却されて
洗浄し、再度充填・・・となります。
小さな地ビールメーカーにとっては、この洗浄がけっこう大変な作業なんです。
まず樽の外側をごしごしと・・・
飲食店などに宅配便を使って発着させますが、戻りの便で樽に送り状を
直貼りなんかされた場合には、その樽を1本あらうために、
どれだけ時間を費やすか?どことも苦労しているようです。
要冷蔵のため、発送時のクール送料と戻りの送料、または洗浄の手間を考えると
ワンウェイ容器で流通させる方がコストダウンになるのでは?
とオーナー兼ブルワーなら考えた事あると思います。
それだけ大変です。
環境面を考えると、使いまわす場合は、たるを洗うのに使用する洗浄液や
戻すことによる排気ガス排出。
ワンウェイの場合は、ゴミを増やす・またそれを焼却処理することによる影響。
海外製のワンウェイ樽もちょこちょこ見かけるようになりましたが、
今後どのようになっていくのでしょうか?
少し調べてみよう!